タイ・バンコクでの値段交渉のコツ
タイ・バンコクでは値段交渉が当たり前ですよね。
でもこれが「うっとおしい」と感じている方も多いと思います。
そこで今回は、私がやっている超簡単な値段交渉術を伝授したいと思います。
これは、初心者でも上手く出来るやり方です。
値段交渉が楽しくなればバンコク旅行もより一層満喫できますよ。
お店(お土産物屋など)場合と、トゥクトゥクやロングテールボートの場合に分けて説明します。
では、さっそく行きましょう!
お店(お土産物屋)での値段交渉
⇧まず写真の像さんをあなたが欲しいと仮定します。
ここで質問ですが、あなたはこの像さんをいくらなら買いますか?ハウマッチ!
♪カッチ、カッチ、カッチ、カッチ(効果音)♪
ハイ、ありがとうございます、200円(約70バーツ)ですね。
時間がないので勝手に決めてしまいました(^_^;)
いくらなら買うかを決める
このように最初に自分で「いくらなら買うか?」を決めておきましょう!
そして店主に「タオライ?」と聞きましょう。
※タオライはタイ語で「おいくら万円?」です。
すると店主が「150バーツ(約500円)」と言ってきたとします。
そしたらあなたは「Ohーーワンハンドレッドフィフティーバァーーーツ?!」とわざとらしく言いましょう。
アンビリーバルな表情も忘れずに(笑)
大体が吹っ掛けてくる
基本的に店主および店員は吹っ掛けてきます。
だからと言って怒ってはいけません。ガッデム禁止です。
笑顔で交渉する
わざとらしくビックリした後は、一転笑顔で話しましょう。
そして「ディスカウントオーケー?」と聞きます。
すると店主が電卓を取り出してきてあなたに渡すはずです。
そしたらあなたは電卓に「60バーツ」と打ちましょう。
それを見た店主が「100バーツ」と打ち直してきたとします。
そしたらあなたは電卓をまた借りて「70バーツ」と打ちます。
ここで店主が「オーケー」と言えば交渉成立です。
おさらい
自分で「いくらなら買うか?」を明確に決めてから交渉に入ります。
そして自分が決めた値段より少し安い金額を最初に提示します。
そこでオーケーが出ればラッキーですが、まず出ることはないのでその場合は自分が決めた値段を再度提示します。
ここでオーケーが出れば買えばいいし、ダメなら素直にあきらめましょう。
でも、「ノー」と店主に言われたけど、どうしても欲しい場合は、店主の電卓を借りて「150」と打ち込んでFor two?(2個で150バーツ)と聞いて見ましょう。
まとめて買うと1個あたりが安くなる場合があります。
交渉成立後は必ず買う
成立したら絶対に買ってあげて下さい。向こうも真剣に商売をやっていますからね。
でも、たまにそうは見えない時もありますけどね。。。
店頭で飯を食ってたりとか (^_^;)
トゥクトゥクやロングテイルボートの値段交渉
ロングテイルボートとはチャオプラヤ川にいる細いボートタクシーです)
これは、相手が言ってきた金額の3/4(75%)ですぐ交渉がまとまります。
トゥクトゥクでの値段交渉
トゥクトゥクに乗る場合の値段交渉ですが、
「パイ、パッポン。タオライ?(パッポンまでいくら?)」と言います。
するとドライバーが「100バーツ」と言ってきたとします。
そしたらあなたはまず半額の「50バーツOK?」と言いましょう。
ドライバーが「オーケー」と言えばラッキーです。
でも素直に「オーケー」と言わないドライバーが多いです。
その場合は100バーツと50バーツの間をとって(お互いに譲歩する)
「75バーツ又は80バーツOK?」と言いましょう。
これでほぼ100%決まります。
あなたがその値段に納得なら乗りましょう。
ロングテイルボートでの値段交渉
ロングテイルボートでの値段交渉も同じやり方ですが、
注意点としては、全員分の値段なのか?それとも一人づつの値段なのか?
それを確認してから乗りましょう。
「All or One person?」これで通じます。
ロングテイルボートは結構値段が高いのですが、水面すれすれに乗船するのでスリルと興奮が味わえます。
しかもめっちゃ速い!
サパーンタクシンの船着き場からワット・ポーへもすぐ着きます。
あっという間なので快適ですよ (^^)
まとめ
さて、いかがでしたか?簡単ですよね。
ただ気をつけていただきたいのは、「なんでもかんでも値引きしない」ということです。
高いと思ったら交渉すればいいし、納得のいく値段なら無理な交渉は避けるべきです。
疲れますからね、暑いし…。
余計なエネルギーを使う必要はありません。
20円とか30円位を値引きしている方をたまに土産物屋で見かけますが、いったい何が面白いんでしょうか?
私には全く理解出来ません。
自分が決めた値段より高いかどうかを基準にしてお買い物やサービスを楽しめばいいのではないでしょうか?
では、いってらっしゃいませ~♪
続きの記事では、私が体験したバンコクのタクシー値段交渉ネタを書いておきますね。
ちょっと笑えますよ (*^^*)
ジャパンネットたかたもビックリ!?バンコクタクシーの値下げ幅が凄すぎる。
私が20年くらい前にバンコクに初めて行った時にはまだBTS(電車)やMRT(地下鉄)がなかったので、移動手段はもっぱらタクシーかトゥクトゥクでした。
ユナイテッド航空の深夜着の便でバンコクに降り立ち、空港からホテルに向かいました。
部屋に着いたら荷物を置いてタクシーでパッポンナイトマーケットに行こうと計画していました。
男2人のバンコク旅行だったので、パッポンのゴーゴーバーを見てみたかったのです。(男なら一度は憧れますよね♡)
ホテルの前でタクシーを拾おうと思い、私たちはロビーから外に出ました。
するとすぐに「タクスィーーー?」と大声で客引きの声がかかりました。
私は、ここぞとばかりに機内で勉強したタイ語を駆使し「パイパッポン、タオライ?」とドライバーに訪ねました。
するとドライバーが「サーティサウザンバーツ」と言ってきました。
「サーティサウザンバーツって?」
「え~っと30の1,000だから…」
「30,000バーツ? 」
「1バーツ3.5円だから。。。」
「10万5千円かよ ⁉」
「ノー!ノー!ベリーエクスペンシブ!」と私が言うと
「オーケー、ワンハンドレッドバーツ」とドライバーが言いました。
「100バーツ?350円か?最初っからそう言えよ!」
パッポンまで10万円もすごいけど、一気に10万4千650円も値引きするなんて…。
「すごいな、あんた太っ腹!ジャパネットたかたもビックリ!」
っていうか違うから(笑)
でも、彼はたぶん毎日同じ事を言っているんでしょうね。
中には私の交渉術を忠実に守り、70,000円払う人もいるのかしら?
いるわけないか…(;^ω^)。
ちなみにバンコクのタクシーは、昼はメーターをだいたい使っていますが、夜は交渉制です。
お昼にメーターを使っていない場合は、運転席横のメーターを指差して「メーター、メーター」と言いましょう。
渋々使ってくれます。笑
ただ、新しく出来たナイトマーケットのタクシー乗り場では、あらかじめ距離によって値段が決まっている場合が結構あります。
高級ホテルの場合はドアマンがタクシー運転手と交渉してくれる場合もありますよ。
おわり